風邪と漢方(葛根湯ではなく)
2024/06/07
あきらめていたお悩みに
希望の灯をともす
花巻市の本舘藥碧然です
暑い 寒いの繰り返し
前日との気温差5℃以上で
自律神経が乱れます
一日の気温差(朝夜と日中)が10℃以上で
さらに自律神経が乱れます
ずっと私達はこのように
ダメージを受ける生活を続けています
従って、体の機能が上手く働かない
そうなると
突然 熱が出る 頭痛がする
鼻水が止まらない
鼻が詰まる 口呼吸になる
というような症状に悩まされます
私も1週間ぐらい風邪の症状が抜けません
風邪薬を飲んでも治らない
と言う方が増えています
風邪で受診すると
処方箋で出される薬は
抗生物質です なぜでしょう?
風邪はウイルス感染ですから
抗生物質は効きません
それなのになぜドクターは処方するのでしょう?
昔は風邪の時に肺炎や髄膜炎の菌が
体内に紛れ込むことがあり
風邪そのものに抗生物質は効かなくとも
肺炎や髄膜炎の予防のために処方していました
しかし、そのような抗生物質の過剰処方により
「耐性菌」という抗生物質の効かない菌が
どんどん誕生することになってしまったのです
耐性菌の感染が広がると打つ手なしで
どんどん感染が広がるのを見ているだけしかない
という恐ろしい事態になるのです
特に日本は抗生物質の処方頻度が世界一という
大変に迷惑な国です
WHOからも怒られています
そして、風邪の患者さんはクリニックにとって
あまり儲からない患者さんのため
何か実入りの良い薬でも出しておかないと
やってられない
というのがドクターの本音でしょう
では風邪をひいたらどうすれば良いのでしょう?
風邪をひく原因は
過労 睡眠不足 冷え 食生活のアンバランス
ほぼこの中で当てはまります
クリニックの風邪薬は
抗生物質 解熱剤 咳止め 抗アレルギー剤
こういう薬を飲むと
人間の免疫はコテンパンにやられます
つまり 治らない ということです
では風邪をひいたら?
続きは次回お伝え致しますね
私の風邪は大分落ち着いてきました
もちろん病院には行ってません